スイゼンジノリ

Aphanothece sacrum (日本名:スイゼンジノリ)は日本固有種の非常に希少で重要なラン藻です。現在は福岡県と熊本県で人工的に養殖されています。世界で2,000種以上同定されているラン藻の中でも、可食、培養可能、多糖大量生産されるラン藻はこのスイゼンジノリのみである。

スイゼンジノリの外観

サクラン

サクランはスイゼンジノリから抽出された高分子量の硫酸化多糖体であり、髙い溶液粘性、超保水特性、金属吸着特性、皮膜形成性などを有することから、化粧品、衣料品、ヘアケア用品、ボディケア用品などへ社会実装されています。

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